世界をつなぐ大きな輪~625のこだま~

最終更新日:2015/8/23

暑いなか、みんなで瑞泉寺まで運びました。

      

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 8月23日(日)、南砺市いなみ国際木彫刻キャンプも6日目、井波本町通りでは井波小学校の5・6年生の児童約75名とその保護者、さらに招待作家のみなさんと昨日から南砺に滞在中の俳優で画家の片岡鶴太郎さんが参加して「世界をつなぐ大きな輪~625のこだま~」が実施されました。
 直径9.5cmの富山大学の学生が作成した原画をもとにした干支の描かれた木の珠に、市内小学校の高学年児童らが色付けした625個の珠をつなぎあわせて世界一大きな輪づくりに挑戦する本事業。午前10時20分頃、キャンプ実行委員会交流部会の島田会長が「開町625年」と書かれた珠を、片岡鶴太郎さんが「世界をつなぐ大きな輪~625のこだま」と書かれた珠を最初に紐に通して輪づくりがスタート。小学生児童らが干支の順に次々と輪に珠を通して紐を滑らせていきました。海外招待作家のみなさんは、この事業のためにキャンプ初日の夜に大振りの「親玉」を制作しており、小学生らが制作した「こだま」を60個ほど通すごとに自ら制作した親玉を紐に通して運び、輪づくりに参加しました。「親玉」と「こだま」わせて625個全ての珠が通されて出来上がった大きな紐は児童らの手で輪にされ、綺麗に結ばれたあと、数珠のような飾りを付けられて完成。完成した大きな輪をみんなで協力して瑞泉寺まで運び、本堂の前で記念撮影が行われました。
 開町625年を記念して制作された大きな輪。市内全小学校の児童らの思いや願い、輪づくりに参加したみなさんの思いが込められた世界に一つのものが出来上がりました。無事に完成した「世界をつなぐ大きな輪~625のこだま~」は9月6日(日)まで瑞泉寺に展示されます。色付けに参加した市内児童の個性が溢れる「こだま」と招待作家の手による「親玉」の見事な連なりを、ぜひご覧になってお楽しみください。