~南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2015~ 3日目

最終更新日:2015/8/21

井波彫刻協同組合のみなさん

      

 開会式から3日目、本格的な公開制作が始まって2日目を迎えた瑞泉寺境内では、招待作家のみなさんが鋭意、作品制作中。井波彫刻発祥の地、さらに原点の地でもある井波別院瑞泉寺境内には、世界屈指の技をこの目で見ようと大勢の来場者が訪問し、にぎわっています。

 瑞泉寺境内の太子堂前を中心とした作品制作会場には、作品ごとにテントが設けられ、招待作家のみなさんが鋭意制作にとりかかっています。制作2日目にして全容が見えてきつつあるものから、不思議な造形で先の展開が読めないものまで多彩な作品群がずらりと並び、文化的興味が自然と沸き上がってくるようです。作業の進め方、作品へのアプローチ、道具の使い方・選び方など、どれも一つとして同じものはありませんが、作品制作に打ち込む真摯な姿勢は万国共通!みなさん真剣に作業に打ち込んでいらっしゃいます。

 各テントには招待作家のみなさんのプロフィールが記載されたパネルが立っており、海外招待作家のパネルには「こんにちは」、「暑いですね」、「がんばってください」の3つの言葉をそれぞれの出身国の言語で紹介してあるため、来場者が気軽に作家とコミュニケーションをとれるようになっています。世界屈指の匠の技と、多彩な文化に触れることの出来るこの機会をお見逃しなく、ぜひ会場まで足をお運びください。