マルク デ ローバー Marc DE ROOVER : ベルギー王国
「1個体を構成する1,000 の要素」
「A 1,000 Elements Making One Whole」
- 私は“木彫刻家”ではなく、むしろ“建築家”である。大木を切って1,000 の木片を作り、それを面白く造形するのではない。1,000 の木片がまずあって、それを心に描いたとおりに組立てていくのだ。この作品の場合は「球体」である。「球体」の全体を表現するには、この手法が最もふさわしい。幾何学的であると同時に有機的な形。これは「球体」を無理なく風景にとけこませる形なのだ。太陽が月に会い、月が地球に会う。地球が私に会い、私はあなたに会う。そしてあなたは太陽に会う。すべて連なる環なのだ。