~南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ8日目~

最終更新日:2015/8/27

ヤクブ(チェコ共和国)と話しするボランティアたち

      

「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2015」は開催8日目、19日から本格的に開始した公開制作も今日をあわせて残り4日となり、洗練された匠の技の真骨頂が発揮される細かい作業に突入!招待作家のみなさんが一彫りごとに目をすがめ、つぶさに作品を眺め、また思案を重ねながら大胆にノミ入れ作業を続けるという緊迫した制作状況を間近にご覧になることが出来ます。

 真剣に作品に向き合いながらも、来場者とのコミュニケーションには随分と慣れた様子で、気さくに笑顔で応じてくださいますのでご心配なく!

 平日の日中にも関わらず、各国招待作家の多種多彩で確かな技術に裏打ちされた創作作業を見物しようと大勢の愛好家でにぎわう井波別院瑞泉寺境内。先ごろ開催された全国地域ブランドサミットINなんとで俳優で画家の片岡鶴太郎さんが完成させた井波彫刻との共同制作作品「龍聲」は太子堂に、市内小学生と招待作家の皆さんが絵付けした木の珠625個が連なった「世界をつなぐ大きな輪~625のこだま~」は本堂に、そして、山門を抜けた会場エントランス付近には、今回のキャンプのポスターのモチーフとなった木彫刻作品をブロンズにした記念碑が展示され、さらに見どころの増えた南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ。招待作家の皆さんによる作品公開制作は今週末28日(金)までとなっておりますので、世界屈指の技と、多彩な文化に触れることの出来る貴重な機会もあとわずかとなりました。この機会にぜひ会場まで足をお運びください。