仕事始めの儀

最終更新日:2015/8/20

ノミ入れの儀

      

 8月19日(水)、「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2015」の2日目。井波彫刻発祥の地で原点でもある瑞泉寺の境内において本格的な公開制作の開始に先立ち、厳かな雰囲気の中で「仕事初めの儀」が執り行われました。
 招待作家のみなさんをはじめ、田中市長や山田議長をはじめとする実行委員会やボランティアなどの関係者のみなさん、一般来場者など大勢の方々が見守る中で行われた「仕事初めの儀」。境内に居合わせた皆さんによる合掌に始まり、井波木遣りの会による勇壮な木遣り踊りにあわせて、井波彫刻協同組合のみなさんが丸太を運び太子堂前に設置。「仮止めの儀」「ヨキバツリの儀」に続いて、実行委員会会長の田中市長と同副会長の山田議長、さらに招待作家のみなさんが息を合わせて「エイ、エイ、エイ」と木槌をふって丸太にノミを入れる「ノミ入れの儀」を行い、キャンプ期間中の無事の作品完成を祈願。また、田中市長が「30日までの短期間で素晴らしい作品を安心安全に完成していただくことを祈念するとともに、幅広い交流を通して木彫りの里井波を世界に向けて発信したい」とあいさつし、キャンプの成功を祈りました。

仕事始めの儀「木遣りの奉納」についてはYouTubeで視聴できます。